「50周年」
って凄いね。七島の50周年を迎えて、沢山の方々からそう言われました。
七島の親父さんは、2008年3月をもって丸々50年を共にしたお店を娘たちに手渡します。
福岡のBar、九州のBarを象徴するお店の交代劇。
皆様も是非、この記念すべき一瞬に立ち会って戴きたいと存じます。
この地球という惑星では、日が昇って一日が始まり、日が沈むと夜が訪れます。夜の帳につつまれ、中洲にネオンの明かりが灯る頃、その奥ではBarの扉がそっと開きます。
様々な方々が、それぞれの思いを胸にグラスを傾けるBarの止まり木にて。
'07の世界大会フレア部門日本代表選手
<久米圭氏、聡子氏> 支部Partyにも出演、有名マジシャン
<Dr. ZUMA氏、私(樋口一幸)> 東京よりご出張のかつてのご常連
<三神依子氏、小池悦子氏> ウィスキー・エンサイクロペディア(小学館)の訳者
山岡秀雄氏と皆さま 九州大会後のNBA福岡支部会員達
<平川氏、前田毬子氏、神代氏、石川氏> 北九州Bar、三人組参上
<薮内孝彦氏、藤田実氏、益吉諄氏>
福岡のバー、博多のバーの一つの歴史でもある『七島』の50周年記念Partyを目前にしつつ、毎年恒例の誕生会が開かれました。
時は2008年2月11日、ところは福岡市中央区大名の『稚加榮』、主役は当然 七島啓マスター。
トップイメージの〝祝・七島50周年<其の弐>〟でも取り上げているので先月から来月まで当店のweb siteは七島づくしとなりますね。
76回目のBirthday Party。稚加榮さんには大変良くして戴きました。感謝申し上げます。
先月(2月)は2度も博多座へ。
最初は、KABUKI NIGHIT Vol.6「二月花形歌舞伎」出演花形役者勢揃い、という言わば"トークショー"。なかなかに構成が良く、楽しめました。予定の終了時刻を越えて2時間程だったでしょうか?
それぞれの役者さんの素の部分や芝居に対する姿勢、福岡.博多での過ごし方などが垣間見れて、それぞれのファンの方々や歌舞伎好きにはごほうびのような時間だったことでしょう。
2度目は当然公演に。
夜の部に行ったのですが、大物三連発。
菅原伝授手習鑑の車引(すがわらでんじゅてならいかがみ・くるまびき)が3:15~3:45。休憩20分。
鳴神(なるかみ)が4:04~5:25。休憩30分。
蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)<市川亀次郎六変化相勤め申し候>が5:55~7:00。
こういったドカンドカンといsた演目となったのは博多だからこそ。
トークショーの際、そう仰っていましたっけ。
今回のトリマルキオンは"馬"。
一般的には、食することに少々抵抗のある動物ではございますが、感謝の気持ちを抱きつつ堪能させてもらいました。
そのお店は"馬加屋(うまかや)" 福岡市南区大橋1-2-31 ピレス日進ビル1F 092-552-8181。
当食事会の代表世話人である織田信弥氏が強く推奨されただけあって、非常に美味且つ洗練された料理でありました。コウネ(たてがみ)や舌の刺身の新鮮さや、なんとも言えない滋味のタレのような醤油のうまさもさることながら、特記すべきはやはり「すき焼き」でしょう。
牛のような肉の臭みが全くといって良い程ない馬肉を、強烈に濃厚な割り下にくぐらせるようにして食するのですが、未知の美味でした。
野菜のあとにはうどんともち。楽しさ倍増。新鮮な食材に、新鮮な驚きに満ちた楽しい食卓でございました。
二軒目は、当日のメンバーでもあった今福氏が内装を手がけた"public bar LEON" 福岡市南区1-23-12-2F 092-541-7020へ。熱い議論が交わされました。
三軒目、"A Bao A Qu" 福岡市中央区赤坂1-6-5 松村ビル2F 092-732-3888。私が長くお世話になっている妖しいBar。
2月或る日のスタッフ達。
福岡・博多中洲のバーBar Higuchiはスタッフが一定しないバー。
すみません。
私 樋口一幸とコックさんを含めて6人態勢(表5人・裏1人)を常としている筈なのですが、これがなかなか・・・。私の不徳と致すところ、お客様には大変ご心配をかけております。安定へ向けて努力致します。