「四十而不惑」
ムリです。惑いっぱなしです。そもそも私という人間に無理なご注文。一生惑い続けていくことでしょう。しかしながら40代、身体のところどころ、また二日酔いの時、睡眠不足の折などにキツイ部分が出て参りましたものの、心は逆に軽やかになってきているような気もしております。
この地球という惑星では、日が昇って一日が始まり、日が沈むと夜が訪れます。夜の帳につつまれ、中洲にネオンの明かりが灯る頃、その奥ではBarの扉がそっと開きます。
様々な方々が、それぞれの思いを胸にグラスを傾けるBarの止まり木にて。
誕生日お祝い
<北沢祐生氏、クィーンズガーデン真知子ママ、千晶氏(右より)> バーテンダー再会
<メトリックの岩下氏、井上美紀、モーフュース関氏(左より)> 私(樋口)と約7年振りの再会
<直子さんと久美子さん> 北九州芸術劇場にて「時のなかの時─とき」公演後
<敬愛する山海塾天児牛大(あまがつうしお)氏と>
40歳目前のある日、私は唐人町にある八百屋さんにて野菜を大量購入。自分用です。野菜不足です。
内容は、ゴーヤ(はずせません)、小串トマト、礫耕トマト、本しめじ、ホーレン草、アスパラガス、オクラ、アボガド、南瓜。その後TOHOストアにて豚肉、鶏肉も購入。そして我が店バー樋口の厨房にそっと置きます。Chef(主婦とも言う)のいない隙に・・・・。
そうして調理されたものが写真の6種。なんて仕事熱心な(?)、親切な人でしょう!!WSにはアップしないでくれと何回も言われてしまいましたが、もう載せてしまいました。Bar Higuchiで最もITな ☆本◇哉なので消されてしまうかもしれません。消されたらまた載せる準備をしなくては。
生春巻、フォーのスープ、パスタのソース、ゴーヤチャンプルー、若鶏とトマトの白ワイン煮、かぼちゃの煮付け。 多彩なり。
Tie編
ココヒトツキではなくココイチネンほどお気に入りなのが写真のネクタイ。天神地下街と博多駅地下に店舗のある"あしながおじさん"より購入。
私の場合、会社勤めでもなくお昼の仕事でもないので、余り一般的というのかいわゆる普通っぽいものは除外。かといって飲食業である故、癖が強すぎたりあまりにもマニアックであると「清潔感」に引っかかってしまいます。そんな感じです。
活字編
まずa。
a.「体を温める」と病気は必ず治る
(石原結實(ゆうみ) 三笠書房 1,300円+税)
さまざまな項目において"なるほど納得"の数々・・・。細部では「生姜紅茶」など「ふだんの食事や生活で安全、簡単に体が温まる方法」や「症状別・病気別にどんな温め方が一番効果的か」なども具体的に紹介されているとても実用的な書でもあります。 バーヒグチに於ける4番打者 モスコミュールは生姜パワーまさに全開!!なのですが、一読後、生姜の底知れぬパワーを再認識致しました。
b.博多とロック 12人のミュージシャンに見るロックな生き方
(しょしかんかんぼう) 2,000円+税)
そしてbは、今までありそうでなかった一冊。著者のMARU氏(女性)曰く、「私はほとんど皆さんの『今』しか知らないんですよ。昔凄かったとかそんなんじゃなくて『今』みんなカッコ良いでしょ?だから自分と同じ世代やもっと若い子に紹介する本を出したいんです」。まさに。
c.食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字<上>
(山田真哉 光文社新書 700円+税)
前作「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」は大変な話題となり相当な部数となったようですが、このcも大変興味深く読めました。前回は「身近な商売」からのものでしたが、今回は「身近な数字」を通じての世界観をコロンブス的に展開されています。
紅茶編
もともと種類を問わず紅茶好きの私ですが、ここのところハマリにハマッているのがこの「アップルチャイ」。もともと煮出しミルクティーとして飲むべきお茶のようですが、そのまま飲んでいます。日に3、4杯ほど。シナモンもしっかり。
次は燻製茶の「外山小種(TARRY SOUCHONG)」。ここまでするのかと驚くほどスモーキー。(一般的なアイラモルトよりもずっとスモーキーなフレイバー)確かに「中華料理やチーズと良い相性」のはずです。
最後は私にとって超ウルトラスタンダードな「アールグレイクラシック」。この「茶の愉」のリーフは、私の知る限りどのアールグレイよりも強力でしっかりとしたテイストです。他のティーも然りで、個性的なお茶屋さん。福岡市中央区赤坂の「ヴァン・テ・アン」にて欠かさず購入。