「そういえば」
10年7ヶ月の間お世話になった七島には、2001年の8月いっぱいまでの在籍でした。 丸5年の月日。早かったような、長かったような。「歯が痛―い!」
ときには、皆さんどうなさいますか?当然ながら歯医者さんに行くという、たった一つの選択しか最終的には」残されていないのですが、それがなかなか・・・という方が多いのではないでしょうか。
歯のトラブルにかかわらずあらゆる病気は早期発見、早期治療がベストであることは言うまでもないことですが、そ、それが・・・。
ということで、久し振りに歯科医院なるものに足を運びました。
行く先は城南区片江にある津田歯科医院。実は大学生であった10代の頃からの常連?であります。思い起こせば当時、より良い歯医者さんを求めて歯科医放浪の旅を続けていた私が、遂にたどりついた終の歯科医院がこの歯科医院なのです。
何といってもスピーディ!親切丁寧、低料金。そして「痛くない」。
当時は福大生であり、近くの水泳部の寮で暮らしていたこともあって近くて便利であったのですが、卒業後は唐人町の実家に戻り、少々遠くはなりました。しかし!少々通うのが不便になったとしても体を(歯を?)預ける価値は十分にあります。
美味しいものを食べたり、飲んだりすることが最大の楽しみの一つである私にとって、非常に頼りになる存在です!
(ホントは行かずに済むのが良いのでしょうが・・・。)
今年の一番山笠は恵比寿流。中洲流は五番山笠。その中洲流の舁き山が7月15日午前1時40分、櫛田神社前のスタート地点に移動する「山据え(台据え)」の瞬間を撮影。
毎年15日のこの時間あたりに店をちょっと抜け出して、写真撮影がてら一瞬の山の雰囲気を味わいに行くのですが、今年はホントにちょっとだけ15分間くらいしか見れませんでした。
いつの日か店を数時間スタッフのみんなにお願いして、追い山を思いっ切り撮ってみたい!こう思って早や何年でしょうか?
毎年同じ事を言っている私です。
音・Private編
左よりThe MODSの「FIGHT OR FLIGHT-WASING」。25年前にリリースされた衝撃の1stアルバム「FIGHT OR FLIGHT」を変わらぬ4人が新たに録音。他の大多数のミュージシャンのする懐古的・お手軽なリマスタリングとは別のモノ。'82年あの「雨の野音」の映像が予期せず発見され、DVD化。ちなみにタイトル名は心理学用語からきており、「戦うか逃げるか」といった意。
同じくThe MODSの「THE MODS TRIBUTE SO WHAT!!Vol.2」。モッズの25周年をリスペクトを込めてリリースされた、トリビュートアルバムの第2弾。第1弾は一般的にも名の知られたアーティストやバンドが中心であったのに比べ、今作はより本来的にモッズに近いスピリット・音楽性を持つアーティスト達による12曲。とても心地良いです。
3枚目は、フライド・プライドの「ミュージックリーム」。アルバム6作目にして初めて日本語の曲が。恐らくはJAZZにカテゴライズされているであろうフラプラの作り出す音は、JAZZ,ROCK、POPSのジャンルの壁を軽々と飛び越えて遊んでいます。聴いたことのある人ならば誰でもこう思うのでは?
同じくThe MODSの「THE MODS TRIBUTE SO WHAT!!Vol.2」。モッズの25周年をリスペクトを込めてリリースされた、トリビュートアルバムの第2弾。第1弾は一般的にも名の知られたアーティストやバンドが中心であったのに比べ、今作はより本来的にモッズに近いスピリット・音楽性を持つアーティスト達による12曲。とても心地良いです。
3枚目は、フライド・プライドの「ミュージックリーム」。アルバム6作目にして初めて日本語の曲が。恐らくはJAZZにカテゴライズされているであろうフラプラの作り出す音は、JAZZ,ROCK、POPSのジャンルの壁を軽々と飛び越えて遊んでいます。聴いたことのある人ならば誰でもこう思うのでは?
〈葉月編〉
【お盆】
最近では余り使われなくなってきている慣用句なのかもしれませんが、
「盆と正月が一緒に来たような」とくれば、後に続くのは当然「忙しさ」となります。
日本の年中行事のビッグ2たるお盆と正月。お盆から連想することは何かとスタッフに問うてみたところ、「帰省ラッシュ」、「お墓参り」、「迎え火・送り火」、「彼岸花」、「提灯」、「線香花火」、「精霊流し」、「盆踊り」などなど。
今月は本来のお盆の姿を探ってみたいと思います。
そもそもお盆は仏教行事としてあったのではありません。先月の「七夕」の項でもご紹介したように、我が国では遠い昔、1年を二期に分けて提れ、正月と盆をその折目の時として先祖の霊を迎える先祖祭りを取り行いました。旧暦七月の十五夜の日に縁者が集い、収穫物を先祖に捧げ、生活の繁栄や家族の壮建を祝っていたのです。
しかし、これがなぜ仏教的要素を強く感じる現在のお盆となっているのでしょう。また「うらぼん」とお盆のことを指す言葉も耳にします。お盆に裏や表があるのでしょうか?
実は「孟蘭盆(うらぼん)」といわれるのは、梵語(注1)のullambana(非常な苦しみ)から派生している言葉だそうで、飢えや渇きに苦しむ先祖を供養する仏教行事、「孟蘭盆会」からきています。孟蘭盆会は、釈迦の10代弟子の一人である目連が、地獄に落ちた母をその苦しみから救うため、釈迦の指示によって7月15日に母の供養を施したという故事にちなんでいます。
ということで、現在のお盆は、古の日本の先祖祭りとこの仏教行事とが偶然(?)同じ時期に行われていたためいつの頃からか習合し、仏教色の強いイベントとなってきたもののようです。
(注1) 梵語・・・古代インドの文語であるサンスクリットの称。
梵天が造ったという伝承から、中国・日本でいう。(広辞苑)
ついでに梵天・・・①(梵語Brahma)インド哲学における万有の原理ブラフマン(梵)
を神格化したもの。ヒンドゥー教の三神の一。仏教では色界の初禅天の主として、帝釈天と並んで諸天の最高位を占め、仏法の守護神とされる。密教では十二天の一として上方を守る。また色界の初禅天。欲界を離れた天上界。大梵天。梵天王。梵王。
②(梵土天竺の略)インドの称。
「盆と正月が一緒に来たような」とくれば、後に続くのは当然「忙しさ」となります。
日本の年中行事のビッグ2たるお盆と正月。お盆から連想することは何かとスタッフに問うてみたところ、「帰省ラッシュ」、「お墓参り」、「迎え火・送り火」、「彼岸花」、「提灯」、「線香花火」、「精霊流し」、「盆踊り」などなど。
今月は本来のお盆の姿を探ってみたいと思います。
そもそもお盆は仏教行事としてあったのではありません。先月の「七夕」の項でもご紹介したように、我が国では遠い昔、1年を二期に分けて提れ、正月と盆をその折目の時として先祖の霊を迎える先祖祭りを取り行いました。旧暦七月の十五夜の日に縁者が集い、収穫物を先祖に捧げ、生活の繁栄や家族の壮建を祝っていたのです。
しかし、これがなぜ仏教的要素を強く感じる現在のお盆となっているのでしょう。また「うらぼん」とお盆のことを指す言葉も耳にします。お盆に裏や表があるのでしょうか?
実は「孟蘭盆(うらぼん)」といわれるのは、梵語(注1)のullambana(非常な苦しみ)から派生している言葉だそうで、飢えや渇きに苦しむ先祖を供養する仏教行事、「孟蘭盆会」からきています。孟蘭盆会は、釈迦の10代弟子の一人である目連が、地獄に落ちた母をその苦しみから救うため、釈迦の指示によって7月15日に母の供養を施したという故事にちなんでいます。
ということで、現在のお盆は、古の日本の先祖祭りとこの仏教行事とが偶然(?)同じ時期に行われていたためいつの頃からか習合し、仏教色の強いイベントとなってきたもののようです。
(注1) 梵語・・・古代インドの文語であるサンスクリットの称。
梵天が造ったという伝承から、中国・日本でいう。(広辞苑)
ついでに梵天・・・①(梵語Brahma)インド哲学における万有の原理ブラフマン(梵)
を神格化したもの。ヒンドゥー教の三神の一。仏教では色界の初禅天の主として、帝釈天と並んで諸天の最高位を占め、仏法の守護神とされる。密教では十二天の一として上方を守る。また色界の初禅天。欲界を離れた天上界。大梵天。梵天王。梵王。
②(梵土天竺の略)インドの称。
参考文献
「広辞苑」
「日本語源大辞典」監修 前田富祺(小学館)
「ことばの由来」堀井令衣知著(岩波新書)
「この言葉の語源を言えますか?」日本語倶楽部〔編〕(河出書房新社)
「日本語源大辞典」監修 前田富祺(小学館)
「ことばの由来」堀井令衣知著(岩波新書)
「この言葉の語源を言えますか?」日本語倶楽部〔編〕(河出書房新社)