Guest Room


2006年01月

Guest Room

「徒然なるままに」

本年も更新して参ります。読んでやって下さいませ。 新コーナーも無謀に設置!

一年振りに『い志い』さんにお邪魔しました!何故一年振りなのか?理由はカンタン。私の休みである日曜日に営業されているのは12月のみだからです。

お料理は相変わらずの素晴らしさ!ケイタイの写真ではとても写し得ない美味しさです。是非とも色んな方々にご紹介したいのですが、お店はとても有名ながら、店主の石井さんは大の取材嫌い・・・。福岡市中央区唐人町に存在します!
ここヒトツキのお気に入り

A4版雑誌編

ワイン好きには知られた雑誌『ワイナート』(隔月刊・美術出版社・1800円)。No.30は『特集新シャンパーニュ』。ワインについて書かれた書籍の中で、〈文章の質量、写真、地図、広告の少なさ〉の4要素がとても優れていて秀逸。特に写真の空気感が気持ち良いです。
初めて購読した『The Beer & Pub』(Vol.3 大人気増刊・(有)プラネットバルン・1,300円)。『ジンジャーエールというのは本来はショウガビールのことで、中世のイギリスでエールに粉末のショウガを加えて飲んだことに起源があるという。(本文より)』といった、当店にとって見逃せない記事が。
(株)やずやの季刊誌『食べること 生きること』(商品と共に無料添付)。同社の食に対するアツイ思いと確かな姿勢が伝わってくる60ページ程の小冊子。現在、私的に〈熟成やずやの香醋〉と〈雪待にんにく卵黄〉を定期購入し、常飲しております。 サプリメントではなく、食品として認識。
知ったか振りコーナー
ある日のことです。

『豆知識』という言葉を某有名辞書で検索したところ、なんと、何故だか載っていない!引くまでもない言葉とはわかるものの、ちょっとした衝撃を受けてしまいました。この折角のショックを前向きに処理するため、このコーナーの設置を決定した次第でこざいます。

むやみに新コーナーを設置すると後で泣く破目になりそうな気がしないでもありませんが、『ブログ的な個人ページだし、なんとでもなるさ』と、もう一人の自分が言っております。ただ、Barのサイトであるからにはアルコールと、それに伴うもの中心に探してみよう。そして月一回の更新であるので、月々の、季節に関する話題も載せて然るべきだ、と考えます。

皆さん、とっておきのネタなどございましたら教えて下さいませんか。

〈アルコールとその周辺編〉

【アルコール】

まずはこれから。

実はアルコールと呼べる種類はいろいろとありまして、その代表的なものに、エチルアルコール(Ethyl Alcohol)、メチルアルコール(Methyl Alcohol)、フーゼル油(アミルアルコール等)などが。分子量の大きいものは固体。自然界に多く*エステルとして存在。しかし、私達が飲用できるのはエチルアルコールのみ。その性質は無色透明、比重は(15℃で)0.7936、沸点(1気圧で)78.325℃、凝固点はマイナス135℃、水を吸収する力が非常に強く水に溶けやすい、燃えやすい、酔っ払う、等々。

ちなみに【エステル】とは、有機酸または無機酸とアルコールとが脱水反応により結合して生成する化合物の総称です。


【チャンポン】


数種類の酒を同時に、または続けて飲むこと、といった意味で使われるこの言葉。いったい何語なんでしょう?

『チャンポン』とは、『鉦(かね)』と『鼓(つづみ)』の音のこと。前者は祭囃子などによく使われる庶民的な楽器であり、後者はもっぱら能楽で使われる上流階級の楽器。その両者を交互に鳴らすと、どこかちぐはぐな感じに聞こえ、そこから『性格の違うものを混合すること。まぜこぜにすること』という現在の意味が生まれたとのこと。

しかし、ホントにチャンポンすると悪酔いするのでしょうか?

私の経験とお客様のお話から察するに、結局はアルコールの総摂取量と、その時のペース配分や体調、メンタルの部分によるようです。勿論、『ビールに弱い』『日本酒を飲むと必ず宿酔いする』『テキーラ飲んで死んだ』『シャンパンだけは飲むとすぐ酔う』等々、お酒ごとの相性は確かに存在するようです。場所がかわり、相手がかわり、お酒がかわることによって、また新鮮な気分で杯が進み、一種類のお酒を通して飲むよりも、トータルにすると結局自分の許容範囲を超えてしまう・・・。といった事かもしれません。

〈睦月編〉

【おせち】

最近では和食のお店だけではなく、洋食のお店、両者合わせてのコラボおせちも珍しくありません。デパート販売は言うに及ばずです。

しかし元々は各家庭で作り、その家の味として母から娘へと伝えるもの。でありました。

おせちとは『御節供』の略で、おせち料理とは季節の変わり目、つまり『節』に神に供える食物をいいます。〈神人共食〉と言って、人々は神に供えたものを食べることにより、神の力を体内に取り入れようとした訳です。

また、おせち料理は女の人がお正月にのんびりするために作るという話もありますが、本来お正月の三が日は神を迎えるために、一切の家事労働を休むため、その保存食としての意味合いが正しいそうです。本来は、です。今は、どうでしょう?

よく「おせちはすぐ飽きる」などとつつしみのない事(?)を言ってしまったりしますが、これはこの飽食の時代にありながら、メニューが代わり映えしないからでしょう。原則的におせちの食材は地元で取れたものを使い、毎年同じものをお供えしたようです。これは先祖が食べなれたものでないと祖霊が迷ってる孫のもとに帰り着けないからだそうです。納得。
参考文献
・「新版NBAオフィシャル・カクテルブック」
 (柴田書店)
・「この言葉の語源をいえますか?」
 (日本語倶楽部〔編〕)
・「広辞苑」
・「冠婚葬祭のなぜ?」
 (ニューミレニアムネットワーク)
今月のお土産コーナー

ユニークなお土産たくさんでした。なぜだか、元スタッフよりのお土産が集中。ありがとうございます!

左より『ケーキ』(MIKA氏)、『文明堂のカステラ』(Y氏)、『ボジョレー V・N タイユヴァン スペシャルリザーヴ』(堤一郎氏)。 『ボジョレー V・N タイユヴァン  』(堤一郎氏)、『お菓子盛り合わせ』(ゆうこ氏)、『鳴門金時』(湯浅亮氏)。 『お菓子』(湯浅亮氏)、『ミュスカデ・ヌーボー』(Y氏)、『4等バターピー』(花山房枝氏)。 『サンふじ大量』(下川治代氏)、『瑞泉おもろ』(有吉孝氏)、『LONDON HILL』(明治屋サマ)。 『サンふじ大量』(三井貴彦氏)、『スモークド ナッツ』(もとスタッフ野口治郎氏)、『湯布院土産たくさん』(もとスタッフ清水継介氏)。 『苺』(波多江健治氏)、『爪磨き』(有馬浩史氏)、『ハート型』(山崎啓氏)。 『ブロッコリー?カリフラワー?』(もとスタッフ井上大之氏)、『ケーキ』(脇山宣弘氏)、『いなり&巻き寿司』(山崎一彦氏)。 『ブックページホルダー』(もとスタッフ清水継介氏)、『ボストンシェーカー』(イー・エス・ジャパン(株)様)『パン』(山室裕子氏) 『特農ミルク8,2』(田中氏)『ちまき』(村上雅司氏)