Guest Room


2006年03月

Guest Room

「月に一回の更新ならば」

もし少し内容、量ともに充実していなければならないと思っています。
しかしながら今月も・・・。長い目で見て戴くようお願いします!

「美食の会(仮称)」復活!


途絶えてしまったのは一体いつの頃だったのでしょう。
バーヒグチがオープンする以前、私は「水曜日会」という名の集まりの一員でありました。その会は毎週水曜日がお休みの方々や、その夜が空いている方々と共に、「たまには、美味しいものを皆で食べに行こーぜ!(ほぼ毎月)」といったそれはシンプルかつ原始的な理念と欲望でもって自然発生したパーティーだったのです。(当時私はニッカバー七島で水曜休みでした)

それがこの度、バーヒグチのお客様を中心に復活する運びとなったのです。

記念すべき復活第一弾は、福岡市中央区アクロス福岡前にある水鏡天満宮沿いの小路にある「スラージ」。知る人ぞ知る美味しいインド料理のお店で、今回は同店の常連でもある織田信弥氏のプロデュースで開催!

いくつもの驚きに満ちた食事だったのですが、インド産ビール「キングフィッシャー」「ゴールデン・イーグル」「マハラジャ」などが、すべての料理と抜群の相性で、特に最初に出てくる薄くパリパリしている「   」をミントの入った特製の辛いペーストにちょっとつけながら食すると、感動的な美味しさでした。これだけでもまた来たいと思ってしまう幸せを感じました。勿論その後出されたチキンの料理や、1倍からなんと30倍までのカレー十数種にも十分過ぎる程の満足を得ることができ、持ち込んだニューワールド(ニュージーランド)2種も思惑通り好相性!最後は当然「チャイ」でしめたのでした。

日曜日の午後7時からゆっくりと時間をかけたので、2次会は少し人数か減っての開催かなと思いきや、全員が参加。大名の「パルムドール」へ総勢13名で押しかけ、奥のテーブル席を占拠。シガーの煙で辺りを真っ白にしながら大盛り上がり。

新谷、森山両氏に感謝致します。次回もとても楽しみ。

リスペクトしてやまない、THE MODSのライブに行ってきました。
2月5日〈日〉BEAT STATIONにてオールスタンディング。今回は長いツアー3部構成になっており、当日は#2、「SCARFACE&ROCKAHOLIC NUMBERS ONLY」。

MODSとしては今回が初となる会場で、こちらで演ると聞いた際には、正直入りきれるのかと思っていたのですが、やはり狭い。とは言っても、数年振りにステージ前中央の、前から5列目くらい(といっても体が浮くほど密集状態)にまぎれ込み、最初から最後まで動けない環境であったため、後ろの状況は何もわかっていませんでした。ライブ終了後は、シャツ2枚とも汗で濡れて乾いたところがない有様。グッズ販売コーナーでTシャツを仕入れ、彦寿司へと向かったのでした。
オールドスペクルドヘンのデザインが変更されました。バーヒグチではお馴染みのこのエール、イギリスは沙フォークのバリーセントエドモンドに本社があるグリーンキング社の醸造。同社は200年以上(創業1799年)パブの経営とビール(エール)製造を行っているそうです。
2月21日〈月〉、私が最も信頼しているコーヒー焙煎屋さんのCONCHA(コンチャ、坂本吉広氏)より届いた豆たち。一日に一杯しかコーヒーを飲む時間をつくれない私ではございますが、それだけにその一杯はとても心と身体に効いてくれます。焙煎したての豆は驚く程良い香り。毎回自分で挽きつつ香りを楽しむためにはやはり豆の状態で挽かずに送ってもらうのが一番。6つの袋の中から一袋を選び、残りの袋は冷凍庫に!お店が近くにあれば、その都度買いに行けるのですが・・・。しかし、驚くべき事に届いて直ぐに冷凍庫に入れておくと、劣化がかなりの確度で抑えられるのです!それもCONCHAの豆だからだこそだと、感謝しております。


■COFFEE BEANS SHOP CONCHA

筑紫野市二日市中央6-4-3ムツミビル101
TEL:092-918-4727
FAX:092-918-4739
去る2月19日〈日〉、ベストウエスタンプレミアホテル長崎(長い!)にて、日本バーテンダー協会の第33回全国バーテンダー技能競技大会九州決勝大会が、(社)日本バーテンダー協会九州地区本部長崎支部(長過ぎる!?)の主管により開催されました。上段左より、ここ数年の大会での役員用お弁当の中でベストな弁当。右、大会中に抜け出して休憩していた15Fレストランからの展望。下段はナイスなフルーツカッティングの一部。
知ったか振りコーナー
第3回目の今回は、コンパクトに。

〈アルコールとその周辺編〉

【飲んだくれ】

酒ばかり飲んでいる人をいう。ひどく酔っぱらうこと。また、その人。耳が痛い方がいらっしゃいますか?飲んだくれとは、飲んでタクレ(愚か)になるという意味。

タクレとかタクラという言葉は、古語のダブル(狂う)と同じ語源から来ているそうで、本来タクラという語は他人のすることを真似してしくじっては笑われる愚か者のことだそう。

ヨッタクレ、ヨタクレ・・・飲んだくれと同じく酔ってタクレになるという意味の他に、悪者、横着者のことも指す。
ゴンタクレ・・・・・・・・手のつけられない腕白のこと。
ヘッタクレ・・・・・・・・取るに足りないと思うものを強調して言うときに使う。

【千鳥足】

酔っ払いが、あっちへ行ったりこっちに来たりするさまを千鳥の足取りに見立てて名付けられたもの。酔歩。

千鳥とはチドリ科の鳥の総称で、全長は15~20cmほど、あし指は3本だけで後指はありません。そのためか左右に脚を踏み違えて歩くのでよろよろしたように見えます。(馬の足並みのことにも言う)

【虎になる】

しかし、数ある動物たちの中で何故"トラ"なのでしょう?それは千鳥足どころではなく、ひどく酔っ払って手がつけられない状態。

1、張子の虎のように首を左右に振るところから
2、酔って暴れるところが猛獣のようだから
3、梅にウグイス、竹に虎といえば、日本画お決まりの図柄ですが、酒の異名を竹葉というので、竹に虎、即ち酒に酔っ払い。

ちなみに竹葉は中国の銘酒の名で、酒をササというのも竹葉に基づくと考えられています。御所ことば(女房ことば)では、酒のことを他にも、クコン(九献)・オッコンなどとも言ったそうです。
そういえば、私が七島にいた頃、『ササを持て!』と宜う御人がいらっしゃったことを思い出します。

4、タイガースファンの影響?

などなどが理由のようです。

〈弥生編〉

【桃】

桃の節句。今では雛祭りといった方が一般的ですよね。桃の花や雛人形を飾り、女の子の成長と幸せを願うお祭り。"灯りをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花~♪なんて、今でも歌うのでしょうか?

では、何故"桃"なのでしょうか?

桃色といえばほぼ今でいうピンク色。随分前ですが『女の子はピンクで育てよ!』なんて台詞を聞いた気がします。女性を美しくしてくれる色であり、可愛くみえる色(?)であると。実際はどうなのでしょうか?

調べてみると、まずはやはり季節の理由がありました。今、私達の使う"新暦"では、3月という月は初めまだ寒く、地球の温暖化が進んでいるとはいえ、自然界ではまだ桃の花は咲いていません。しかし、旧暦の3月3日は新暦では4月の初旬にあたり、桃が満開になる時期だったので、桃の節句というようになったというのが"桃"である理由の一つ。

さらに

2、中国において桃は、沢山の実をつけることから生命力の象徴とされている(いた?)。

3、その花は、明るく冬の陰気を払う場の花であり、陰の化身である鬼は、この桃を恐れ嫌うと信じられ

4、果実は栄養に富み

5、種子は、浄血、鎮痛、排膿、下剤として用いられた有用なクスリでした。

まだまだ色々ないわれがあるようですが、これだけでも桃であることに納得!?
参考文献
「広辞苑」
「日本語源大辞典」監修 前田富祺(小学館)
「ことばの由来」堀井令衣知著(岩波新書)
「この言葉の語源を言えますか?」日本語倶楽部〔編〕(河出書房新社)
今月のお土産コーナー

記録更新!となりました今回。
いつもながら大変有難うございます。感謝しております。

左より「ピティ・ヴェアック'74 KB」(平野誠氏)、「おにぎり沢山」(有吉孝ご夫妻)、「豚まん」(泉明彦ご夫妻)。 「ドーナツ」(泉明彦ご夫妻)、「熊本ワイン」(田中智子氏)、「とり天」(有馬浩史氏)。 「インヴィテーションカード」(石川鉄也氏)、「餅」(山崎啓氏)、「ナッツ」(蒲池早苗氏)。 「TO THE BAR<文庫本>」、「BARTENDERS GUIDE BOOK」、「第33回関西地区本部大会誌」(山田知征氏)。 「サウナ招待券」(松村隆氏)、「コンビニ寿司」(長島秀樹氏)、「ビッグチロル」(下川恵子氏)。 「ヴァローナチョコ」(柳田敦子氏)、「ウコン錠剤」(農塚勉氏)、「ジュナール・メルロー」(堀口雅和氏)。 「蛸焼き」(元スタッフ千田博文氏)、「レザンつくし」(浜崎真子氏)、「ベイクドチーズケーキ」(樋口由美氏)。 「よりより」、「金銭餅」(元スタッフ川口美穂氏)、「太巻き」(山崎和彦氏)。 「カントリーマアム」、「ミニビットアソートチョコレート」(林茉莉野氏)、「帝国ホテルチョコ」(花山房枝氏)。 「マヌカンピスチョコ」(林文野氏)、「数の子めんたい」、「チョコ」(篠原雅子氏)。 「チョコ」(東沙織氏)、「神戸カレー柿の種」、「香葉茶」(千田博文氏)。 「チョコ」(あちゃん)、「ジャーマンビアー2種」(元スタッフ清水継介氏)、「むき甘栗」(新原健児氏)。 「チョコレートショップチョコ」(中冨美穂氏)、「久留米ラーメン大量」「生一本モロヘイヤ大量」(山崎一彦氏)。