Ardbeg
アイラ島の南東に位置するこの蒸留所の創業は1815年。しかし、実際は400年以上前からその周辺では密造酒が盛んに造られていたそうです。
創業以来100年近く、創業者のマクドーガル家が経営に携わっていたのですが、20世紀に入ってからは何度もオーナーが変わり、1980~1989.11月の間においては、生産は完全にストップしておりました。その後アライド・ディスティラーズ社のもとで生産を再開するも、数年間で再び操業停止に。「究極のアイラモルト ~ The Ultimate Islay Malt」のキャッチコピーのもと、1997年グレンモーレンジ社により復活。現在はディアジオ・モエ・ヘネシー社が所有しています。
ゲール語で「小さな丘」あるいは「小さな岬」を意味する''Ardbeg''は、アイラモルトの中で も最もクラシカルで、ピート香やヨード香、スモーキーフレーバーも強いモルトです。麦芽に炊き込むピートの度合は55~65ppmと全モルト中最も高い数値ですが、アイラモルト唯一のピュアリファイヤー(精留器)のおかげでフレッシュでフローラルな独特の芳香・甘さが生まれると言われています。
この''Ardbeg''をふくめ、スコットランドでは110前後の蒸留所が稼働していますが、その全てに多種多様のボトルが存在します。では何故1つの銘柄にそれだけ多くのボトルが存在するのか?
現在流通しているボトルは、大きく2つに分類する事ができます。1つは蒸留所元詰めの所謂オフィシャルボトル。もう1つは、様々なボトリング会社が蒸留所から樽買いし販売しているもので、こういったボトルはボトラーズと呼ばれています。ゴードン&マクファイル、キングスバリー、シグナトリーヴィンテージは三大ボトラーといわれ特に大きなボトリング会社ですが、他にもケイデンヘッズ、ダグラスラング、ダンカンテイラー、ザ・マックギボン、サマローリ、ムーン・インポート等々、数多くのボトラーが存在します。
そしてその全てに、蒸留年・熟成年数・熟成に使用された樽等の異なるボトルが存在するという訳です。
同じ蒸留所で造られたお酒ですから、どのボトルにも共通する味わいは見受けられます。しかし、樽の大きさや焼きの具合、貯蔵室の気温・湿度、貯蔵室内での場所等、樽熟成していく過程での様々な熟成条件によって、性格の異なるウィスキーが生まれてきます。
Bar Higuchiでは、そんな多くのボトルの中から十数本の''Ardbeg''を厳選。「たまには気分を変えて」、或いは「いつもの様に」、琥珀の夢を楽しみませんか?
創業以来100年近く、創業者のマクドーガル家が経営に携わっていたのですが、20世紀に入ってからは何度もオーナーが変わり、1980~1989.11月の間においては、生産は完全にストップしておりました。その後アライド・ディスティラーズ社のもとで生産を再開するも、数年間で再び操業停止に。「究極のアイラモルト ~ The Ultimate Islay Malt」のキャッチコピーのもと、1997年グレンモーレンジ社により復活。現在はディアジオ・モエ・ヘネシー社が所有しています。
ゲール語で「小さな丘」あるいは「小さな岬」を意味する''Ardbeg''は、アイラモルトの中で も最もクラシカルで、ピート香やヨード香、スモーキーフレーバーも強いモルトです。麦芽に炊き込むピートの度合は55~65ppmと全モルト中最も高い数値ですが、アイラモルト唯一のピュアリファイヤー(精留器)のおかげでフレッシュでフローラルな独特の芳香・甘さが生まれると言われています。
この''Ardbeg''をふくめ、スコットランドでは110前後の蒸留所が稼働していますが、その全てに多種多様のボトルが存在します。では何故1つの銘柄にそれだけ多くのボトルが存在するのか?
現在流通しているボトルは、大きく2つに分類する事ができます。1つは蒸留所元詰めの所謂オフィシャルボトル。もう1つは、様々なボトリング会社が蒸留所から樽買いし販売しているもので、こういったボトルはボトラーズと呼ばれています。ゴードン&マクファイル、キングスバリー、シグナトリーヴィンテージは三大ボトラーといわれ特に大きなボトリング会社ですが、他にもケイデンヘッズ、ダグラスラング、ダンカンテイラー、ザ・マックギボン、サマローリ、ムーン・インポート等々、数多くのボトラーが存在します。
そしてその全てに、蒸留年・熟成年数・熟成に使用された樽等の異なるボトルが存在するという訳です。
同じ蒸留所で造られたお酒ですから、どのボトルにも共通する味わいは見受けられます。しかし、樽の大きさや焼きの具合、貯蔵室の気温・湿度、貯蔵室内での場所等、樽熟成していく過程での様々な熟成条件によって、性格の異なるウィスキーが生まれてきます。
Bar Higuchiでは、そんな多くのボトルの中から十数本の''Ardbeg''を厳選。「たまには気分を変えて」、或いは「いつもの様に」、琥珀の夢を楽しみませんか?